臨床研究部

沿革

当院の臨床研究部は、厚労省に所属した国立療養所仙台西多賀病院時代の1996年(平成8年)10月に設立され、病因研究室、治療開発研究室、病態生理生化学研究室、リハビリテーション研究室、病理研究室の5つの研究室からなるものでした。当時、国立病院を含む同系列病院の統廃合をもとに全国的に整備が進められた時期であり、同時に、診療(医療の提供)、教育(医療従事者の養成)、研究(診療のための根拠作り)を系列病院の使命の3本柱とすることが明確に示され、その一環として研究活動の基盤となる臨床研究部が全国148の施設に設立されたのでした。

独立行政法人国立病院機構として厚労省から離れ 組織改編の行われた平成16年にも、活動3本柱の主旨は引き継がれ、全国で10カ所の臨床研究センターと60カ所の臨床研究部が再整備されました。それを機に当院では、それまであった研究室名を改称し、仙台西多賀病院における主な診療対象疾患名を6つの研究室の名称としたのです。それは、診療に根ざした研究を進めることを明らかにするためのものでした。


組織

研究室名 室長 診療科  
筋神経疾患研究室 髙橋 俊明 脳神経内科 併任
脊椎疾患研究室 川原 央 整形外科 併任
重症心身障害医療研究室 - - -
リウマチ疾患研究室 田村 則男 整形外科 併任
血友病研究室 三浦 明 内科 併任
治験管理・臨床遺伝医学研究室 - - -

当院に所属するすべての職員は、臨床研究部の研究員として各研究室に所属し、臨床研究に参加しています。


活動

1)臨床研究部研究発表会:一年間に行われた研究活動の発表会。毎年年度末に行われる
2)院内講演会:医長および各部局が担当し、定期的に行われる講演会
3)特別講演会:院外講師を招いて、折々の話題について行われる講演会
4)臨床研究部業績集の発行
5)学会発表予行会
臨床研究部としての定期的な活動を通して、病院としての研究活動の活性化に努めている一方で、各疾患領域についてのそれぞれの研究は、各室長の指導のもと、学会発表や論文発表など診療に必要な根拠づくり(臨床研究)を積極的に進めています。

治験・受託研究

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倫理委員会

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適切な研究活動および公的研究費の取り扱いについて

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保有する主な大型研究機器

遺伝子解析装置

 

光トポグラフィー


研究成果紹介



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