股関節センター

概要

小児期の股関節疾患には、発達性股関節脱臼、ペルテス病、大腿骨頭すべり症、小児大腿骨頚部骨折、 スポーツ障害などがあります。
とくにペルテス病の入院治療を専門的におこなってきた歴史があります。

小児の入院中の教育は隣接している宮城県立西多賀支援学校(ベッドスクール)にお願いしています。 成人期の関節疾患では、発達性股関節脱臼、骨折や脱臼、スポーツ障害、関節リウマチ、大腿骨頭骨壊死 などの様々な原因による変形性股関節症の治療をおこなっています。 また股関節脱臼骨折や大腿骨頚部 骨折の治療もおこなっています。

例えば、最多の発達性股関節脱臼後の変形性股関節症には、寛骨臼回転骨切り術、キアリ骨盤骨切り術、 臼蓋形成術、大腿骨骨切り術などを単独または併用する手術、大腿骨頭壊死症には、大腿骨頭回転骨切り 術や大腿骨骨切り術などの、自家骨を生かした高度の専門的技術を要する各種の関節温存手術を積極的に おこなっています。

どうしても関節温存が困難な場合には、人工股関節置換術をおこなっています。
年間手術数は施設基準を 優に上回っております。また、術前貯血式や術後回収式などの自己血輸血を採用し、同種血輸血をできる だけ避けています。

このように股関節疾患治療のセンター的な役割を果たしてゆきたいと考えています。


センター長 紹介

股関節センター長
大出 武彦

■専門分野
関節外科
リウマチ
整形外科一般
■認定医・専門医等
日本整形外科学会整形外科専門医

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