このたび、2026年4月1日付で仙台西多賀病院長を拝命いたしました。
平素より当院をご利用いただいている患者さん、ご家族の皆さま、地域の医療機関・関係機関の皆さまに、心より御礼申し上げます。
当院は、神経・筋疾患、重症心身障害児(者)医療、骨・運動器疾患を大きな柱とする専門病院として、地域に根ざした医療を担ってまいりました。脳神経内科は、北海道東北ブロックの神経筋疾患基幹施設として、筋ジストロフィー症やパーキンソン病などの神経筋疾患に対する専門医療を行っております。神経筋疾患の遺伝相談、神経難病のリハビリテーション、在宅医療から施設入所までを見据えた包括的な医療サービスを提供するとともに、訪問看護師や難病ヘルパーの養成、行政への支援にも積極的に取り組んでおります。さらに、超高齢社会への対応の一端を担うため、2015年9月に認知症疾患医療センターを開設し、地域の認知症医療にも力を注いでおります。神経・筋疾患の分野では、専門的な診療に加え、治験や臨床研究にも積極的に取り組んでおります。
重症心身障害児(者)医療においても、病棟医療に加え、短期入所や在宅支援などを通じて、地域で生活される重症児者とご家族を支える医療に取り組んでおります。
整形外科では、脊椎脊髄疾患治療の専門施設として、脊椎変性疾患、脊椎外傷、脊柱側弯症、脊椎リウマチ疾患などの治療を行うとともに、リウマチを含むさまざまな関節疾患や骨折の治療にも取り組んでおります。また、内視鏡手術などの低侵襲手術を取り入れ、患者さんの負担軽減と安全性の向上に努めております。当院の脊椎外科には国内外から多くの医師が研修や手術見学に訪れ、県内外から多くの患者さんの診療を担っています。
これまで支えてくださった多くの皆さまへの感謝の気持ちを胸に、こうした当院の特色と役割を大切に受け継ぎながら、これからも地域に信頼され、必要とされる病院を目指してまいります。
医療を取り巻く環境が厳しさを増す中にあっても、当院が何より大切にしたいのは、患者さんお一人おひとりに安心して医療を受けていただくことです。そのためには、職員一人ひとりが誇りとやりがいを持ち、互いに支え合いながら力を発揮できる環境を整えることが欠かせません。患者さんにとってより良い医療を実現し、職員にとって働きがいのある職場を育み、そのことがより良い病院づくりにつながっていくものと考えております。
また、地域の医療機関、福祉・介護、行政の皆さまとのつながりを一層大切にし、紹介・逆紹介、退院支援、在宅療養への移行支援などを通じて、切れ目のない医療と支援の実現に努めてまいります。地域の中で安心して相談していただける病院であるよう、顔の見える連携を大切にし、病診連携をさらに深めながら、地域全体で患者さんを支える医療に貢献してまいります。
病院理念である「良い医療を安全に、心をこめて」を胸に、職員一丸となって新たな一歩を踏み出してまいります。
今後とも、ご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2026年4月1日
独立行政法人国立病院機構 仙台西多賀病院
病院長 両角 直樹






































