パーキンソン病センター


概要

パーキンソン病は手足のふるえや体の動かしにくさを生じる疾患で、60歳以上の約100人に1人・70歳以上の約50人に1人に認められるとされ、高齢化の進む日本では年々患者数が増加しています。
パーキンソン病では中脳の黒質ドパミン神経が減少することで正常の脳活動が妨げられ運動障害を生じることが明らかになっており、治療としては、減少したドパミンを脳内に補充する薬・ドパミンの分解を防ぐ薬・ドパミンに類似した作用を持つ薬・その他の補助薬を組み合わせ、さらに積極的なリハビリテーションや、ときには脳活動にブレーキをかけている部位をコントロールする脳手術などを行うことで、運動障害の改善および悪化の抑制を目指していきます。
適切な治療を受けるためには正しい診断が不可欠ですが、脳梗塞や正常圧水頭症といった頻度の高い疾患・一部の薬の副作用やドパミン神経障害を生じる別の疾患(パーキンソン症候群)など様々な原因でパーキンソン病と似た症状が生じるため、正確な早期診断は必ずしも容易ではありません。
仙台西多賀病院パーキンソン病センターでは下記のような取り組みを通して、パーキンソン病および関連疾患の患者様に対する質の高い医療・情報発信および人材育成を行っています。

・パーキンソン病を専門とする医師による診察
・画像検査(頭部CT/MRI検査・ドパミン神経検査・脳血流検査・心臓交感神経検査など)
・専門外来や入院での薬剤調整
・手術治療への橋渡し
・パーキンソン病に適した入院リハビリテーションおよび在宅リハビリテーション指導
・介護保険や特定疾患制度を利用するための各種申請
・新規治療薬の治験
・診断・治療法の改善を目指した臨床研究
・市民講座や講演会による最新の情報発信

当センターの受診を希望される方は相談窓口へご連絡ください。現在通院されている医院や医療機関がある場合には主治医からの紹介状をご用意いただくことをお勧め致します。


センター長 紹介

パーキンソン病センター長
(脳神経内科医長)
馬場 徹

■専門分野
神経変性疾患
脳神経内科一般

■認定医・専門医等
日本神経学会認定神経内科専門医
日本内科学会認定内科医
日本内科学会指導医

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